2023年12月14日から、Netflixで独占配信が始まる実写版「幽遊白書」。
期待が高まっているのかと思いきや、ネット上では、実写版の幽遊白書について「ひどい・爆死」といわれています。
まだ見ていないのに、なぜ「ひどい・爆死」と言われてしまうのか?
そこで今回は、実写・幽遊白書がひどい・爆死と言われる理由3選についてまとめました。
実写・幽遊白書がひどい・爆死と言われる理由3選!
実写版の幽遊白書がひどい・爆死と言われる理由3選についてまとめました。
- 原作を超えられない
- キャストの選択
- 過去のアニメ実写化作品の失敗
それぞれ説明していきましょう。
原作を超えられない
どんな作品も実写化となると、原作ファンからは期待より不安や否定の意見が多く出てきますね。
実写版が楽しみではありますが、アニメ版を上回ることができるかどうかが心配です。
実写化するくらいなら、声優をそのままにしてアニメ版をリメイクしてほしいです。
Netflixによる実写版『幽遊白書』の主要キャラクターのキャストが発表されましたが、アニメ版、舞台版、ドラマ版でキャラクターを比較すると、「違うだろ?」感が最大限にあります。逆に舞台版のクオリティが非常に高いです。ドラマの進展がどうなるか心配ですね…。
幽遊白書も原作の完成度が非常に高いこともあり、実写化についてはやめて欲しいという意見が多かったのは事実です。
そもそも今回の幽遊白書の実写化で主演を務める北村匠海さん自身が、
作品が作品なだけに最初はどでかい冗談かと思って笑うしかありませんでした
https://www.oricon.co.jp/news/2242397/
と言っているくらい。
幽遊白書の魅力、見どころは主に以下の3つ。
- 壮大な世界観:人間界、魔界、霊界を股にかけて展開される壮大な世界観
- バトルアクション:壮大な世界を舞台に繰り広げられる迫力満載のバトルシーン
- キャラクターの成長:成長を続けるキャラクターと、種族を超えて交錯する登場人物たちの感情の機微
幽遊白書は濃密な設定のストーリーになっていて、これらを実写版で表現し切れるのか?非常にハードルが高いのは事実。
原作への思い入れが強いファンほど、実写化により作品のイメージが壊れ「ひどい・爆死」にならないか、心配しています。
キャストの選択
原作のイメージを壊さないためには、キャラクターのイメージに近い俳優のキャスティングが最重要。
ところが、このキャラクターのイメージと、俳優のイメージが合っていないという意見が非常に多いのです。
北村匠海演じる幽助は、こんなダークなイメージじゃない。
志尊淳演じる蔵馬は、もっと中性的なイメージなのに。なんだかゴツくない?こんなの私の知っている蔵馬じゃない…
本郷奏多さんが好きなんですが、飛影役には少し違和感を感じます。本郷奏多さんは身長も高く、30代。飛影はもっと背が低く、若い俳優の方が似合うと思います。
上杉柊平の桑原役、これは完全にミスキャスティングですね。
酷すぎる。桑原はもっとブサイク、この人では無理。
原作のリーゼントはどこへいった?
リーゼントじゃなかったらもはや別キャラ。
舞台のキャスティングは原作に忠実にという努力を感じたが、ネットフリックスのキャスティングは、単に人気俳優を選べばいいという雑さが目立つ。
俳優陣は皆、実力派&イケメンなのですが、原作とのイメージのズレが大きすぎるのが物議をかもしているようです。
過去のアニメ実写化作品の失敗
実写化して失敗した作品として記憶に残るのは「北斗の拳」。
実写版の北斗の拳は、日本人でも演じられるキャラクターを、外国で実写化されてしまい、悪ふざけで作ったと評されてしまいました。
「タイガーマスク」も実写化に失敗した作品と言われています。孤児院出身の主人公がプロレスラーとして戦うストーリーです。
タイガーマスクのキャラクターは筋骨隆々なのですが、キャスティングは細身体系のウエンツ瑛士さん。
このキャスティングのミスマッチが不評につながりました。
他にも「ドラゴンボールエボリューション」。原作を無視した物語と、和名のキャラクターをなぜか外国人が演じているキャスティングなどが不評だったようです。
実写映画史上最大の駄作と呼ばれてしまいました。
実写化では、ストーリーやキャスティングが原作から離れてしまうほど、失敗作といわれやすいようですね。
実写より舞台の幽遊白書のキャスティングの方が良かったと言う声も!
幽遊白書は今回の実写化の前に、2019年に舞台化されています。
舞台化については、かなりの高評価を得ていました。
漫画の中からキャラクターたちが本当に動いているという錯覚を起こすほど。
完成度、めちゃくちゃ高い!
原作へのリスペクトを感じる。
舞台化の時のキャスティングは次の通り。
- 幽助役…崎山つばささん
- 飛影役…橋本祥平さん
- 蔵馬役…鈴木拡樹さん
- 桑原役…郷本直也さん
再現が難しいと言われる漫画のビジュアルも、制限の多い舞台であるにも関わらず、かなり忠実に再現された点が評価されています。
なぜこのメンバーで実写化しなかった?
制限の多い舞台であれだけの完成度を出せたメンバーなら、資金も技術も豊富な実写化でもっと良いものが作れたはず。
舞台版は非常に素晴らしく、特に桑原役の郷本直也さんは骨格の点で酷似しており、頬骨の位置がぴったりと合っています。
これだけ評価の高かった幽遊白書の舞台化ですが、やはり公開前は色々マイナス意見がありました。
それらをはねのけて高い評価を得られたわけですが、そこには原作を忠実に再現しようという、原作へのリスペクトがあったと言えます。
実写・幽遊白書が迫力すごいと期待する意見も多数!
幽遊白書の実写化が発表され、キャスティングが発表されてから「ひどい・爆死」と物議をかもしてきましたが、ついに予告映像が解禁されました。
全然期待してなかったけど、思ってた以上にクオリティ高い!
見たいと思ったよ! 幽白のアニメ大好きだから期待大!
ティザー予告のクオリティ高すぎて見たくなった!
映画の予告かと思ったよ!
綾野剛の戸愚呂、すごい!
100%のフルパワー、見たい!
やはり、予告映像の迫力を見ると期待は高まりますね!
あとは役作りの部分が評価されていけば、「ひどい・爆死」という前評判は払拭されるかもしれません。
まとめ
今回は、実写・幽遊白書がひどい・爆死と言われる理由3選についてみてきました。
- 原作を超えられない。壮大な世界観と濃密な設定のストーリーの表現が難しい。
- 実写版の幽遊白書のキャスティングが、原作とイメージが違いすぎる。
- 舞台版の幽遊白書の評価が高かっただけに、ハードルが高い。
といったところのようです。まもなく実写版の公開。
ティザー予告が公開されてからは、迫力がすごいと期待が高まりつつありますので、「ひどい・爆死」という前評判を覆してほしいですね。